ワーホリにおすすめの海外旅行保険SafetyWingを徹底解説!【費用・補償内容・メリットなど】
これからNZワーホリに行こうと思うんだけど、海外旅行保険どうしようかな…
クレカ付帯の保険でもOKって聞いたけどやっぱ不安だし、とはいえ保険加入は高いしな〜
誰かワーホリの保険事情やおすすめの保険を教えてください。
本日はこういったお悩みにお答えします。
まず初めに「海外旅行保険に加入するか、しないか」で迷っている人は、絶対に加入してください。
その理由は下記のXのポストから説明します。
せん妄のコンサルで整形外科に行ったら日本語の通訳者がいた。
看護師に聞いたらワーホリできて酔った勢いでプールに飛び込み脊髄骨折。保険切れてて無し。日本へのメディカルフライト数千万円。
みんな保険入ってね。プールの底低いから飛び込まないでね。ここ半年で2人見てきた。お酒注意。
*脚色済— Hiro🇦🇺看護師 (@Doublesausages) February 22, 2024
エジプトじゃないんだけど、昔会社の報奨旅行でアメリカに行った時、なんかの病気で3日くらい入院した同僚がいたのよ。 彼は海外旅行保険に入ってなくて、後で400万くらいの請求が来て真っ青になってた。 マジで海外での病気は人生詰むからせめて保険くらいは入っておこうね。
タイムラインに夫婦でハワイ旅行中に奥様を脳内出血で亡くし海外旅行保険に入ってなくて2000万円以上の請求来て払えないからクラウドファンディングを募ってるっていうのが流れてきたけど、この話私にとって全く他人事ではない
日常生活ですら、何が起こるかわかりませんし、それが慣れない海外になると確率はより上がります。
ワーホリに行く人の多くは「人生を変えたい」「豊かにしたい」という想いで挑戦しにきたはずなのに、こういったトラブルに遭うと真逆の方向へと人生がが変わってしまったといっても過言ではありません。
このように無保険で”もしも”のことが起こり、病院に運ばれたりしたら、高額な医療費等で借金地獄にはまってしまい、まさに「人生終わった…」としか言えない状況になりかねません。
仮に大きな怪我や病気がなくても、風邪や歯の治療だけでさえ、無保険だと数十万なんてのはザラにあります。
特にワーホリは、海外旅行と違って数ヶ月〜数年と長期間の滞在になるので、病気やトラブルに遭う確率は高く、無保険はリスクが高すぎます。
保険は”もしも”の為にあるもの。
「大丈夫だろう」で済むなら保険は必要ないです。
保険の大切さはこの辺で理解できたと思いますので、早速本題に入っていきましょう
ワーホリにおすすめの海外旅行保険とは?
結論、ワーホリにおすすめの海外旅行保険はSafetyWingのNomad Insurance(通称ノマド保険)です。
SafetyWingは、インターネットの発展によって、今では一般的になったノマドワーカーやリモートワーカー向けの月額サブスクリプションの保険を提供している会社です。
そのSafetyWingが提供するNomad Insuranceは海外で活動するノマドワーカーやリモートワーカーはもちろん、海外旅行や留学・ワーホリにも適した保険です。
僕自身もSafetyWingの「Nomad Insurance」に加入しており、ワーホリ中はもちろん、ノマドで海外を点々としており、とても便利な保険と感じています。
以降は、ワーホリ用の保険で、SafetyWingのNomad Insuranceを検討している方に向けて、保険の特徴や費用、保証内容、メリット・デメリット等を詳しく解説していきます。
SafetyWingの「Nomad Insurance」の特徴とは?
SafetyWingのNomad Insuranceは、ノマドやリモートワーカー以外にも、長期海外旅行者(特に世界一周など)や留学・ワーキングホリデーでの海外渡航者にも人気を誇っている保険です。
主な特徴は4つあります。
- 渡航後でも加入可能
- 複数国に対応している
- 一時帰国(日本)にも対応している
- 月額サブスク式でいつでも解約可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.渡航後でも加入可能
通常、日本の海外旅行保険は、渡航前の加入は必須でして、一度海外渡航してしまうと後から保険に加入することはできません。
しかし、Nomad Insuranceの場合は、渡航前・渡航後のどちらでも保険に申し込み、加入することができます。
いつでも加入可能というのは、かなり便利なサービスで安心できますよね。
例えば、「南米など治安や衛生面が気になる国では加入しておこう」「保険加入忘れてた、今から契約しよう」なんてこともNomad Insuranceなら可能ということです。
2.複数国に対応している
こちらも通常、日本の海外旅行保険ですと渡航前に滞在先の国を申請して申し込むので、申請していない国に渡航すると保険適応外になることもあります。
ですが、Nomad Insuranceなら複数の国に対応しているので、渡航先ごとに保険に加入する必要はなく、常に保険に加入した状態でいられます。
各地を点々とするノマドワーカーや旅行者はもちろん、留学やワーホリ中に近隣国に旅行する際にも保険を維持したままでいられるのは、安心ですし、いちいち手続きをする手間もなくてラクです。
ベラルーシ・キューバ・イラン・北朝鮮・ロシア・シリア・ウクライナ
3.一時帰国にも対応している
条件付きですが、90日間以上の海外滞在後であれば、日本への一時帰国にも対応しています。
長期で海外に滞在する人の多くは、住民票を抜くので、国民健康保険の加入義務がなくなり加入していない人がほとんどだと思います。
そういった時の一時帰国でも保険適応されるので、安心感があります。
4.月額サブスク式でいつでも解約可能
Nomad Insuranceは月額サブスク式で、渡航前〜渡航後のいつでもどこでも加入可能な上、不要な時はいつでも解約することが可能です。
日本の海外旅行保険では、渡航前に加入期間を決めるので、予定より早めに帰国することがあれば損をしてしまいますが、Nomad Insuranceはサブスクでいつでも解約できるので、気軽に加入することができます。
例えば、最初はNomad Insuranceに加入してみて、渡航先に長期滞在することが決まり、現地の保険の方が内容がいいとなれば、解約して保険を乗り換えることも可能です。
実際、NZワーホリの入国条件に保険加入について下記のように定められています。
保険加入がない場合は入国自体が認められない場合があります。
保険の保障期間が滞在予定期間より短い場合、保険の保障期間の終了と同時に有効期限が切れる形で就労許可証が発給される可能性があります。
このような場合に、後日就労許可証の延長を申請することはできません。
また、2016年度ニュージーランド教育省の法律変更により、語学学校のお申込み時に海外保険加入証明の提出が義務化されました。「一般社団法人 日本ワーキングホリデー協会(JAWHM)」
こういった時にサブスク式の保険なら、保障期間の証明にもなります。
Nomad Insuranceの保証内容について
SafetyWingには『Nomad Insurance』と『Remote Health』の2種類の保険があります。
簡単なイメージとしては下記の通り。
- Nomad Insurance=海外旅行保険
基本的に緊急時の補償のみとなっており、持病の治療や健診には利用できません。
- Remote Health=健康保険
日本の健康保険と同じように検査や持病の継続的な治療に利用することができます。
当然、後者の方が補償内容は充実していますが、その分料金も高い為、ワーホリであれば、Nomad Insuranceで十分です。
それではNomad Insuranceの補償内容を「医療補償」「旅行補償」「その他」に分けて表にまとめて紹介します。
医療保障
項目 | 補償内容 | |
---|---|---|
補償限度額 | 最大$250,000 | |
免責金額 | $250 | |
入院 | 最大$100/日(病室、看護師付き) | |
ICU | 給付限度額まで | |
緊急搬送(医療搬送) | 生涯最大$100,000、持病の場合は最大$25,000 | |
緊急歯科治療 | 最大$1,000 | |
その他の治療費 | 給付限度額まで | |
適応外 | がん・持病・特定のハイリスクのスポーツ | |
COVID-19(コロナ) | 1日最大$50/最大10日間まで |
旅行補償
項目 | 補償内容 | |
---|---|---|
旅行の中断 (怪我や親族の不幸など) | 最大 $5,000 | |
受託手荷物の紛失 | 最大$3,000(商品ごとに500ドル/生涯最大6,000ドルまで) | |
遅延等による予定外の宿泊 | 最大2日間、1日あたり最大$100 | |
自然災害による避難での宿泊 | 最大5日間、1日あたり最大$100 | |
政情不安による避難/出国 | 最大$10,000 | |
個人賠償責任保険 | 最大$25,000 | |
パスポート・ビザの紛失 | 最大$100 |
その他の補償
項目 | 補償内容 | |
---|---|---|
一時帰国中の補償 | 90日以上海外に滞在した場合のみ、30日間まで補償 | |
死亡補償 | $25,000 (18~69歳) | |
死亡時の遺体・遺灰の送還 | 最大 $20,000 | |
現地での埋葬等 | 最大 $10,000 | |
後遺障害(四肢の切断のみ) | $12,500 ~ 25,000 | |
救援費用 (Emergency Reunion) 緊急搬送された病院に移動・滞在する費用 | 最大 $50,000 滞在費は15泊まで | |
救援費用 (Bedside visit) ICUで治療された場合に親族が向かう費用 | 最大 $1,500 |
これらがNomad Insuranceの補償内容になります。
海外旅行保険としては、十分充実しており、困ることはないかなというのが率直な意見です。
補償内容に含まれていないものは?
日本の海外旅行保険と比較した際に、Nomad Insuranceの補償内容に含まれないものもありました。
主に下記の3つの内容になります。
- 盗難の補償
- フライトのキャンセル保証
- 日本語サポート
①に関してはクレカ付帯の海外旅行保険、②はフライト予約時の保険を上手に活用すれば大抵解決できます。
と言うよりこれらは各自で注意するべきポイントだと思いますので、海外旅行保険にそこまで重きを置かないポイントだと思います。
また、③の日本語サポートがない点に関しても特に問題はありません。
補償を申請する際は、電話ではなく、基本はオンライン申請ですので、英語が分からなくても翻訳を利用しながら手続きを進めることが可能です。
僕も一度海外で怪我をして申請したことがありますが、日常会話で使わない言葉が多いのでしっかりGoogleさんを使いました。
Nomad Insuranceの料金は?
Nomad Insuranceは、年齢とオプション、アメリカに渡航するかどうかによって変動します。
20代/オプションなし/アメリカ渡航予定がない場合は、56.28 / 4週間で利用が可能。
日本の海外旅行保険の場合は、年間20万円以上するものばかりなので、単純に半額ぐらいの料金で加入できて、補償内容も手厚いのでコスパはかなりいいです。
また、普通に日本で暮らしている時の社会保険/国民健康保険と比べても圧倒的に安いので特に文句のない価格だと思います。
実際の保険料は年齢と日付を入力するだけで試算できますので、以下より確認してみてください。
メリット・デメリットはあるの?
特徴や補償内容は、これまでの解説である程度理解しているとは思いますが、改めてメリット・デメリットをまとめてみましたのでご覧ください。
メリット
主なメリットは下記の5点。
- 低価格の保険料で充実した補償内容を受けることができる
- 渡航前〜渡航後、いつでも好きなタイミングで保険加入が可能
- いつでも解約が可能
- ほぼ全ての国に対応しているので、毎回手続きをする手間がない
- 90日間以上の海外滞在後であれば、日本への一時帰国にも対応している
低価格で補償内容が充実している上、渡航前〜渡航後の自由なタイミングで加入もしくは解約でき、自由度が高いところが1番のポイント。
個人的には、いつでも解約できるという点は、急遽帰国しないといけない時などに、無駄な保険料を払わずに済むのでありがたいです。
デメリット
主なデメリットは下記の4点。
- サポートが英語のみ
- 免責額が$250なので、一部自己負担しなければいけない*
- 盗難の補償やキャンセル補償がない
- アメリカに渡航予定だと保険料が高くなる
②の一部自己負担に関しては下記の通り。
例)
$500の治療だった場合、免責額の$250は自己負担しなければいけないので、補償は$250のみということになります。
軽い怪我などをした際は、自己負担しなければいけないのがネックに感じますが、保険加入の1番の目的は、大きな怪我や事故、トラブルで数十万〜数百、数千万円の多額の医療費への対策です。
よほどのことがない限りは、複数回も病院に通うことはないと思うので、免責額についてはそこまで考えなくていいでしょう。
実際、少額ならエポスカードなどのクレカ付帯の保険で対応できます。
Nomad Insuranceをおすすめする人とおすすめしない人
最後にNomad Insuranceをおすすめする人としない人を紹介します!
ここまで詳細を確認して、迷われている方は、自分がどちらに当てはまるかをぜひ参考にしてみてください!
おすすめする人
おすすめする人は下記のような特徴を持っている人です。
- クレカの付帯保険だけでは不安な人
- 保険の加入自体を迷っている人
- できるだけ保険料を抑えてながらも、補償内容を充実させたい人
- 途中で解約したりできる選択肢が欲しい人
- 初めはクレカ付帯の保険で、後から保険加入を検討したい人
- 万が一、保険を利用する際の英語での申請に抵抗がない人
Nomad Insuranceは、加入方法やタイミングの自由度も高く、コスパもいいので幅広いニーズに応えることができます。
例えば、保険の加入自体を迷っている方に関しては、とりあえず加入して継続するか検討することもできますし、渡航前に加入してから、現地でさらにいい保険に出会えた際に保険を乗り換えることも可能です。
これらは日本の保険会社にはできない対応力があるので、保険で迷っている方は、万が一を考えて渡航前に加入して、継続するかは、後から検討してみるといいでしょう!
どちらにせよNZワーホリの入国条件に保険加入は必須になっていますので、迷われている人はまず1ヶ月から試してみることをおすすめします。
おすすめしない人
おすすめしない人は下記のような特徴を持っている人です。
- アメリカに長期滞在する予定の人
- 日本語でのサポートが必須の人
- $250の免責を支払いたくない人
- 盗難の補償やキャンセル補償がどうしても欲しい人
- 保険料が高くても、日本の海外旅行保険会社がいい人
上記に当てはまる方は、他社の海外旅行保険を検討してみるといいでしょう。
ただ、上記でお伝えしている通り、補償内容をさらに上げると保険料が高くなるので、クレカの保険を組み合わせるのがオススメです。
SafetyWingの口コミと評判
以下に実際に利用者の口コミを紹介します。
ついにクレカ保険の付帯で繋ぎまくってた海外旅行保険が切れたので保険加入した✌️
加入したのはSafety Wingっていう海外の保険。1ヶ月で約50$。盗難の保証は入ってないけど🥹医療は25万ドル分保証されるし良い✨️
私、11ヶ月の南米旅行で保険に使った金はこれだけです。笑
クレカ最高♥️— ぐっちゃんヌンティウスは世界一周中 (@dust_gu3_skip) July 20, 2023
本気でビビリました。ということでクレカ付帯の保険だけじゃ不安になり(既にSIMを落とし階段からも落ちて捻挫してたので)急遽、出国後でも入れる旅行保険を探しました。SafetyWing、低価格だしネットで即加入出来てよかったです(急な旅行保険情報)
— 🐟 (@midget_e) January 6, 2023
海外ノマドに嬉しい保険を見つけた
【Safety wing】価格が手頃
手続きが簡単
契約期間(解約)がフレキシブル
(他社はだいたい1ヶ月単位か1年単位)加入者のほとんどが若者だから、保険料を抑えられているらしい。
助かる🌴✨
— 幸せのスルメ (@shiawase_surume) May 30, 2020
世界一周の海外旅行保険✈️
色々調べて見積もりも取りましたが、これで行こうと思っています!
・SafetyWing(メイン)
・東京海上日動(携行品損害などメインで足りない分をフリープランでバラ掛け)この組み合わせで1年間10万円強でちゃんと保険に入れそう!
みなさんはどの保険に入られてますか??— Mild Adventure🌍夫婦で世界冒険旅👣 (マイルドアドベンチャー) (@mild_adventure_) August 13, 2022
このように海外旅行者やノマドワーカーを中心に高評価の支持を受けています。
何より、日本の保険会社に比べてコスパが良いところが決め手のようですね。
個人的にはSafetyWingの保険には大満足しており、あとはエポスカードなどのクレカ付帯の保険を組み合わせるだけで、コスパ最強の保険になると思います!
保険の申請・請求方法について
保険金の申請・請求方法は特に難しいことはありません。
まず、申請に必要な書類は以下の3点。
- 医療診断書(症状・診断・治療など)
- 請求書
- 領収書
この3点が準備できましたら、以下のステップで申請していきましょう!
上記の流れで申請できます。
保険金請求は郵送手続きなどがあったりして、面倒なイメージですが、SafetyWingは国内外を転々とするノマドワーカーに向けて作られたサービスなので、基本はオンラインで完結できて、かなり便利です。
特に難しいことはないので、もし保険金を申請しなければいけなくなった時に公式サイトを確認しながら申請すれば問題ないですよ!
まとめ!
今回は、留学やワーホリなど長期で海外に滞在する方におすすめの海外旅行保険、SafetyWingの「Nomad Insurance」について詳しく解説しました。
保険は「もしも」のために加入しておくものです。
後から「加入しておけばよかった….」と後悔しないように、保険には絶対に加入しておきましょう!
それでは、万全な準備で不安をなくして、海外生活を楽しみましょう。